もう1度輝く自分になろう!専業主婦が最初の一歩を踏み出すまで

この記事を書いた人

Miki

専業主婦歴10年以上、子育てを機に仕事を退職し、その後、明治大学のスマートキャリアプログラムを受講。自分に合った働き方を探すべく活動中。

あなたは今、これまでの生活を抜け出したい、そして、これからの生活を変えていきたい!と一人悩んではいないでしょうか?

  • このままずっと、専業主婦のままでいいの?
  • 自信を持って働きたい!そして経済力をつけたい!
  • もう一度、生き生きとした、輝く自分になりたい!

家庭を守りながら、このように思う主婦の方はたくさんいることでしょう。
しかし一方で、こんな思いもあるのではないでしょうか?

  • 今更何かを始めるなんて、遅すぎる…
  • ブランクが長く、自分は社会で通用するのか?
  • 社会復帰ができるかとにかく不安。怖くてなかなか前に進めない…

筆者の私もこのように考え、悩んでいる一人でした。
現状を変えたいという気持ちと、一歩前に踏み出すことへの不安、その2つの感情の狭間に閉じ込められていたというか…。

そこで今回は、もう一度輝く自分になりたい!と考えている専業主婦の方に向け、筆者の経験や体験を元に、私の考えを提案いたします。

どのように考え、行動すれば良いか分からない、という方のご参考になれば嬉しいです!

自分の気持ちときちんと向き合い、正直に生きていくことを考える

筆者は40代、子育てのタイミングで仕事を退職し、かれこれ10年以上専業主婦をしていました。
子供を保育園に入れて働くことも考えてはみたものの、家庭との両立に厳しさを感じ、諦めて専業主婦になった一人です。

現在私は、再就職を1度し、その後、明治大学で行われている「女性のためのスマートキャリアプログラム」という、女性の仕事復帰を支援する学び直し教育(リカレント教育)を受講。
現在は、自分の目標(自己実現)のために、邁進しているところです。

自信なんて全くなかった専業主婦の私が、どのように最初の一歩を踏み出したか。
まずは、私がどのように自分の気持ちと向き合ったか、お話しします。

「私って社会から置いて行かれてる…」という不安がきっかけ

仕事を辞め、10年以上、社会生活から離れて家庭を中心に生活していると、ふと

「私って、社会から置いて行かれている…」

と感じることはないでしょうか?
仕事を辞めた後も、どんどん時代は変わっていきます。
私は社会との接点を失くしてしまったことに、何というか、とても焦りを感じていたのか、悶々と不安ばかりが募る日々を過ごしました。

でも、まだ子供に手がかかるし、今はまだ働きに出ることを考える時期ではない、などの理由で、現状維持のまま時間ばかりが過ぎていきました。

しかし、子供も大きくなり、自分の時間が増えてくると、いよいよ本格的に自分の今後について考え出しました。

このまま何もしなければ、きっと未来の自分は「~すればよかった。」と後悔ばかりになってしまう…。

  • そんな人生、絶対にイヤ!
  • きっと子供も、お母さんが輝いていて、充実している姿を見ている方が絶対良いはず!
  • 自分も経済力をつけて、自信を得よう!

自然と私はこのように考えるようになりました。
そして、心を決めて始めてしまえば、もう前に進むしかない!という気持ちになり、再就職をしてみよう!と決意することができました。

自分の気持ちと向き合い、これからの「未来」を考えよう

もし、コラムを読んで頂いているあなたも、私と同じような気持ちでいるのであれば、まずは、自分の素直な気持ちに、耳を傾けてみてください。
そして「~だから無理」「~だから出来ない」という考えを、「~なら出来る」というポジティブな考え方にしていきましょう。

例えば、「私には特別なスキルなんてないし、再就職は無理」と考えるのではなく、

  • PC操作は苦手だけど、人とコミュニケーションを取ることなら出来る
  • 子育ての経験を活かして、子供関連のサービスを考える仕事なら出来そう
  • 料理が得意だから、飲食店でなら即戦力になれるかも

このように、前向きに考えてみることを始めませんか?

家事や子育て、そして学校関係や地域での活動等で過ごしてきた今までの経験は、決して無駄ではありません。
今までとは違う自分を発見するために、また人生100年時代を楽しく生きていくためにも、前向きに、自分の気持ちに向き合って、これからの「あなたの未来」をきちんと考えてみましょう。

家族から応援される存在になろう

専業主婦である母親が、就職などをきっかけに家に居ないとなると、子供にも多少なりとも影響が出ます。
しかし、一歩踏み出すと決めた以上、家族に協力してもらわないと日常生活は成り立ちません。

まずは、夫と子供には、自分の意思をはっきりと伝えておくことが大切です。
そして、ハッキリと自分の目標を宣言してしまいましょう。
家族に宣言することで、改めて「もう前に進むしかない!」と自分自身にも、言い聞かせることに繋がります。

役割分担を話し合う

あなたの目標の実現のためには、家族の協力は必須です。このため、再就職の活動をスタートされる前までに、家族間で役割分担をしておくのが一番良いと思います。

子供の場合

まず、子供の方が帰宅が早い場合は、洗濯物を取り込む、時間があればたたんでおいてもらうなども良いでしょう。
また、お米を研いでおいてもらう等、その日の夕飯作りに少しずつ慣れていってもらうと、自分の帰宅後がかなり楽に進むと思います。これからは男女共に自分の身の周りの家事や簡単な料理等に慣れておくと、将来的にも子供の役に立ちます。何よりも子供は、自分がお母さんに頼られていることや、役に立っていると思えることが嬉しいそうです。

夫の場合

次に夫の協力ですが、筆者のように40代の夫婦の場合、夫には、自分も家事をするという意識がなかなか持てない場合が多いでしょう。団塊ジュニア世代は、女性は結婚、出産後は会社を退職するのが当たり前な時代を生きてきています。ですから、女性は家事をきちんとするものであるという考え方は簡単に変わらないかもしれません。
夫に家事分担が急に回ってきても戸惑いの方が多いと思うので、まず、自分が目標に向かって頑張っていくことを応援してもらうのはいかがでしょうか?
もしかしたら、子供のお母さんへの協力を目の当たりにすると、自分も家事の協力をやってみるか!と思い始めるかもしれません。

あなたにあった働き方を見つけよう

さて、いざ働こう!と決意しても、そこに立ちふさがるのは「ブランクの壁」と「勤務時間の壁」です。
求人サイトをチェックしてみても、ブランクがある自分に気付かされ、急に自信がなくなったり、勤務時間や残業の有無が自分のライフスタイルと合わなかったり…等、応募できる仕事が限られてしまうと感じたことはないでしょうか?

そこで、こんな悩みを抱えている方に向け、あなたに出来る働き方をご提案します。

時短勤務や、週3勤務も検討を

いきなりフルタイムでというのは少々厳しいならば、時短勤務や週3回等からスタートできるお仕事を検討されてはいかがでしょうか?体力的、精神的負担も少なく済む働き方で、また家族にとっても、母親が仕事復帰することに徐々に慣れることができるため、無理なく家事のお手伝いができるという、家族のメリットもあります。
実際に筆者の周りの主婦友達は、いきなりフルタイムでの仕事復帰ではなく、このように週3回等から仕事を始め、慣れてきたら転職してキャリアアップをされている場合も多いです。

パートや派遣はイヤ!と最初から除外するのではなく、選択肢を広げる意味でも、時短勤務や週3回等から働けるお仕事も、積極的に検討していきましょう。

資格を取得する、学び直しのプログラムを受講する

もしあなたが、何か決まった職種に就きたいのなら、その仕事に必要な資格を取得し、それから就職するのもいいと思います。
資格取得の専門学校にも主婦が多く通っていますので、周りの刺激も自分の目標達成には大きな力になる事でしょう。

また、最近は女性のための仕事復帰を目指す「学び直し教育(リカレント教育)」を大学等で実施しています。自分のこれまでを棚卸し、仕事復帰に必要なビジネススキルや知識をもう一度きちんと学び直すのもオススメです。

費用の捻出がネック…と思われる方も多いかもしれませんが、今まで自分の事にお金をかけていなかった分、夫に応援してもらう、または、その費用の分だけ頑張ってまずは働いてみるなど、仕事復帰にも良いきっかけになるのではないでしょうか?

また、専門学校や大学で受けられる講座の中には、「教育訓練給付金制度」という受講料の最大70%が支給される大変ありがたい制度が受給できる講座もあります。ただし、支給には条件がありますので、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

実際に学び直し教育(リカレント教育)に挑戦してみた、私の体験談

筆者は前述のリカレント教育に挑戦した一人です。
きっかけは、簡単な仕事から働き始めてみたものの、もっときちんと仕事をしたい気持ちが芽生え、しっかりと学び直そうと感じたことです。

ちなみに、筆者が受講した学び直し教育は、明治大学で行われている「女性のためのスマートキャリアプログラム」です。
(プログラム詳細はコチラよりご確認頂けます)

受講前は、こんな世間知らずの専業主婦だった私が、勉強についていけるのかという不安はかなりありました。
しかし実際に通ってみると、筆者と同じような専業主婦の方を含め、20代から50代までの志の高い仲間ばかり。
毎日のように通ううちに、学生時代とは違う感覚で交流でき、様々な年代を超えて沢山の刺激を日々受けました。

惜しみなく自分たちの得意分野について、様々なことを教えてくれる異年齢の仲間を得て、皆同様に自分の目指す目標に向かって真剣に学ぶ時間は、専業主婦では決して味わうことが出来ない経験でした。
そして、このような頼もしい仲間とともに仕事復帰を目指すことが出来たことは、とても幸せな学びの時間となりました。
筆者も学び直しをしたことにより、自分の向かうべき道を確認出来、再就職への自信を得られたことがこれからの人生に潤いを与えることとなったと感じています。

まとめ

筆者のように、主婦としてブランク10年以上でも、たとえ1~2年のブランクでも、社会生活から離れて家庭を中心に生活してしまうと、みるみるうちに自信が無くなってしまうものです。
しかし、現在は専業主婦の社会復帰を経済成長戦略の一つとして掲げられ、人手不足の企業では女性の雇用にも積極的になってきています。

今こそ、前に一歩踏み出し、自己実現のため、再スタートをしてみませんか?きっと輝くあなたに出会えるはずです。

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