自宅で働きたい方必見!在宅ワークで出来る仕事内容と気になる収入とは?

小さなお子さんがいたり、ご家族の中に介護が必要な方がいらっしゃるような場合は、なかなか家を空けることが出来ず、「働きたいけど、なかなか働くことができない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、家でも出来る仕事「在宅ワーク」について、ご紹介いたします。
本記事では、

  • 在宅ワークはどのような仕事があるの?
  • 在宅ワークで得られる収入はどの程度なの?
  • 在宅ワークの仕事はどうやって受注するの?
  • 在宅ワークのメリット・デメリットはなに?

このような疑問を、分かりやすく解説いたします。
また、大手優良企業で募集している在宅ワークのお仕事もご紹介いたします。

自宅で働くことを希望されている、または検討されたい方、ライフワークバランス重視の生活を希望されている方等、ぜひ本記事の内容をお役立て頂ければ幸いです。

在宅ワークってそもそもなに?

あなたは「在宅ワーク」と聞くと、どのようなイメージを想像されるでしょうか?

  • シールを黙々と張るような仕事
  • ダイレクトメールを封筒に封入していくような仕事
  • 何か簡単な部品の組み立てをする仕事

こんなイメージをお持ちではないでしょうか?
残念ながら、もし上記のような単純作業のイメージを持たれているとすれば、それは「内職」と呼ばれる仕事内容であり、いわゆる現代の「在宅ワーク」ではありません。

では、「在宅ワーク」とは、いったいどのような仕事・働き方なのでしょうか?

ずばり、在宅ワークを簡単に説明すると、

  • 作業場は「自宅」です。
  • 基本的にはオンラインで仕事を受注します。
  • 仕事は主にパソコン、インターネットを使った内容になります。
  • ライフスタイルに合わせて、仕事をする時間、量をコントロールできます。
  • 企業には雇用されません。仕事を「受注(請け負う)」し、自己管理の元、責任をもって仕事を進めなければいけません。
  • 基本的に収入は成果報酬型です。依頼された仕事を終えた後、発注者よりその仕事に対する報酬が支払われます。

このような働き方が「在宅ワーク」です。イメージがつかめて来たでしょうか?
では次に、在宅ワークではどのような仕事ができるのか、確認していきましょう。

在宅ワークでできる主な仕事とは

代表的な在宅ワークは、以下のようなお仕事です。

事務処理業務

  • データ入力
  • リストアップ作業
  • エクセル(Excel)等を使用したデータ集計
  • パワーポイント等を使用した資料作成
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これまで事務職として活躍されてきた方であれば、経験を活かせる仕事が沢山見つかるはずです。

文章作成業務

  • テープ起こし
  • アンケート調査
  • WEBメディアで掲載する記事・コラムなどを作成する業務(ライティング)
  • 翻訳
  • キャッチコピーの作成
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あなたの体験談を記事にするお仕事などは初心者でも取り組みやすく、人気があります。

カスタマーサポート業務

  • 電話でのコールセンター業務
  • メールでのカスタマーサポート業務
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大手優良企業(アマゾンやマイクロソフト等)で在宅コールセンタースタッフを募集しています。詳細は後述する内容をご覧ください。

WEB関連業務

WEBサイト制作業務

  • WEBページ作成業務
  • バナーやロゴ作成業務

WEBサイト運営業務

  • WEBサイト更新業務
  • ネットショップ運営業務

開発関連業務

  • プログラミング業務
  • システム設計業務
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専門知識や高度なスキルが必要な仕事が多いですが、その分報酬額が高く、しっかり稼ぎたい方にはオススメです。未経験の場合は、専門知識やスキルをつけるために、今からWEB業務分野を勉強してみてはいかがでしょうか?

クリエイティブ業務

  • 写真撮影、編集
  • 動画撮影、編集
  • イラスト作成
  • CG作成
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実務経験がなくても、趣味で写真撮影やイラスト作成をされている方は活躍しやすい分野でしょう。

教育関連業務

  • テストなどの採点や添削業務
  • 通信教材の採点や添削業務
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大手予備校や大手通信教材企業で不定期で上記のお仕事を募集されています。ただし、基礎学力が必要であったり、募集人数が少なく、お仕事を受注するには少々ハードルが高いようです。

在宅ワークで稼げる収入

在宅ワークで出来る仕事がわかったら、次は気になる収入面について確認していきましょう。

前述しましたが、在宅ワークは企業に雇われるわけではなく、自ら仕事を受注し作業を行いますので、あなたの裁量次第で、月間の収入額は大きく変わってきます。
在宅ワークは受注する案件ごとに報酬額は異なり、一般的には専門知識や高度なスキルを要するような業務は報酬額が高く、誰でも出来るハードルの低い業務は報酬額は低い傾向です。また、どれだけ仕事をこなすか(どれだけ受注するか)にもより、月間の収入額は変わってきます。

この点を踏まえ、おおよその目安となる報酬額を下記にまとめました。

事務処理・文章作成中心の場合

専門知識や高度なスキルがない場合、事務処理系のお仕事や、文章作成のお仕事中心で業務を受注することになりますが、1件あたりの報酬額はそこまで高くありません。
大まかな報酬額の相場は、下記の通りです。

  • テキスト入力 1文字あたり0.1円~0.5円
  • エクセルを使ったデータ集計(※関数知識必須) 1件あたり1000円~10000円
  • テープ起こし 音声1分あたり50円~100円
  • 記事・コラム作成 1文字あたり1円~5円

では、それぞれの業務でいくらぐらいの収入となるのか確認していきましょう。

テキスト入力

1分間に100文字タイピングができる人の場合ですと、100文字×60分=6000文字のため、報酬額は1時間あたり、600円~3000円です。ただし、実際には60分作業スピードがずっと同じではないはずなので、上記報酬額の2~3割減額した額(420円~2100円)になることが多いでしょう。

エクセルでのデータ集計

あなたのエクセルスキルと受注する仕事の内容で大きく変動しますが、エクセルが元々得意だという方であれば、時給換算で、1時間当たり2000円~3000円ほどの案件を受注できるでしょう。

テープ起こし

初心者の場合、5分の音声データの文字起こしに約1時間はかかると見積もった方がいいでしょう。この場合の報酬額は1時間あたり250円~500円です。慣れてくると文字起こしできるスピードが上がってきますが、それまでは少し大変かもしれません。
慣れてくれば、時給換算で1000円以上を目指すことは十分に可能です。

記事・コラム作成

記事・コラム作成はテキスト入力とは違い、発注者の意図に沿い、自分で文章を考えて作成しなければいけません。また、必要に応じて、記事・コラムの内容について下調べもする必要があり、「下調べ+文章作成」には意外と時間がかかります。
このため、初心者の場合や自分が詳しくない分野の記事作成の場合、1000文字程度の記事・コラム作成で2時間はかかると見積もった方がいいでしょう。この場合の報酬額は、1時間当たり500円~2500円です。

カスタマーサポート業務の場合

接客業やコールセンター業の経験者、または営業職の経験者や、普段より人とコミュニケーションを取ることが得意な方の場合、在宅ワークで一番オススメするのは、カスタマーサポート業務のお仕事です。
大手優良企業(アマゾンやマイクロソフト等)の案件も仕事にすることができ、安定して仕事を受注したい方にはとてもオススメです。

NTTコムチェオの場合

NTTコミュニケーショングループが運営する、NTTコムチェオ。
この会社は各法人からヘルプセンター業務の委託を受けており、その窓口業務を行う方を在宅ワークで募集されています。
NTTコムチェオが募集しているのは主にコールセンター業のため、電話とPCを使う業務となります。

これまでに募集している主な業務は、下記のような業務です。

  • マイクロソフト社製品のセットアップサポート業務
  • NTTグループのインターネットサービス「OCN」に関する、契約変更受付やお問い合わせ対応
  • NEC製パソコンの故障受付、操作案内業務

気になる収入ですが、時給換算すると、約1000円~1500円程度の報酬が得られる業務が受注できるそうです。

また、仕事を受注するにあたり、必要な資格はいらないものが多く、また研修期間も約3週間~1か月間ほど設けられている業務が多いので、初めてでも安心して仕事に臨めるのではと思います。

その他詳しい情報は、NTTコムチェオの在宅スタッフ募集ページをご覧ください。

アマゾンの場合

あの有名なアマゾンも、現在在宅勤務スタッフを募集しています。
しかしアマゾンの場合、在宅での仕事ではありますが、「契約社員としての雇用契約を結んでのお仕事」となりますので、正式には「在宅ワーク」ではないのですが、フルタイムでガッツリ働きたい!と考えられている方には有益な情報だと感じたため、ご紹介いたします。

業務内容は、主にパソコンや電話を使ったカスタマーサポートです。
また契約期間は6か月契約となり、一定条件にて1年の更新があります。※正社員登用制度有(最短6ヵ月での登用あり)

気になる収入は、時給1,100円、月額換算で176000円程(20日間勤務の場合)のようです。

その他詳しい情報は、アマゾンの在宅勤務スタッフ募集ページをご覧ください。

WEB関連業務・クリエイティブ業務の場合

専門知識や専門スキルが必要な分野ではありますが、その分他の業務に比べ報酬が高いことが多い業務です。
1案件10万円を超える業務内容も多く、1か月に1件受注するだけでも、十分な収入を得られる可能性が高いです。
未経験だとなかなか参入しずらい分野ではありますが、スキルをつけてしまえば短時間しか働けないような場合でも、報酬が高いため、今からでも勉強する価値は多いにあります。

WEBサイト制作業務

あなたのスキルと受注する仕事の内容で大きく変動しますが、おおよその報酬額は下記の通りです。

  • ランディングページ(商品やサービス説明の縦長のWEBページ1枚) 10万円~30万円
  • 6ページ程度のHP作成 30万円~50万円
  • バナー作成 1000円~3000円

クリエイティブ業務

あなたのスキルと受注する仕事の内容で大きく変動しますが、おおよその報酬額は下記の通りです。
出張撮影は在宅ワークには入らないかもしれませんが、参考までに記載させていただきます。

  • HPやパンフレット用の出張写真撮影 拘束時間1時間程度の場合 2万円~5万円
  • 記念撮影の出張写真撮影 拘束時間1時間程度の場合 1万円~2万円
  • 個人向け動画編集(結婚式などで使う動画編集) 10分の映像で 3万円~5万円
  • 法人向け動画編集(HP掲載用などの動画編集) 10分の映像で 5万円~10万円

教育関連業務

子供と関わる仕事がしたい!と希望されている方や、元々勉強が好き、人に教えることが好きな方には、教育関連業務のお仕事がオススメです。

採点・添削業務

採点・添削方法は大きく分けて2種類あり、手書きで採点・添削する方式と、インターネット経由で採点・添削する方式があります。気になる収入は、受注する試験やテストの難易度により異なりますが、おおよそ下記の通りです。

  • 回答用紙1枚当たりの採点・添削 30円~300円

時給換算で、約800円~1000円程度の報酬額を受け取っている方が多いようです。

在宅ワークの仕事を受注するには

在宅ワークで受注できる仕事内容・おおよその収入が分かりましたら、次は、実際にどのように仕事を受注するかを確認していきましょう。

クラウドソーシングサービスの利用

在宅ワークは主にオンラインで仕事を受注します。
一番簡単な方法としては、クラウドソーシングサービスのサイトに会員登録し、条件にあった仕事を見つけ、仕事の発注者と合意を取り、お仕事をスタートさせる方法です。

クラウドソーシングで有名なサイトと言えば、下記の2サイトです。

  • ランサーズ
  • クラウドワークス

上記の2サイトは、日本国内ではとても有名なサイトです。
発注者、受注者ともにレビュー機能がついているため、仕事を受注する前に、どのような人が仕事を発注しているのか確認することができ、安心して利用できるのではないでしょうか。
また報酬についても、サイトを通じて金額が振り込まれるシステムのため、業務を折角終えたのに、なかなか発注者から振込されないということもなく、安心してお仕事を受注できます。

求人サイトで応募

次の方法としては、求人サイトで「在宅ワーク」の条件を絞込み、直接募集企業に応募する方式です。
大手求人サイトであれば、在宅ワークの求人も絞込みが出来ますので、希望に沿うお仕事があれば応募してみるのも一つの手です。
ただし、企業とあなたの直接の業務委託契約になるため、仕事を受注する前には、その企業が本当に信用ができる企業なのかどうか、仕事の納期や報酬額の支払いサイクルはどうなのか等、十分に確認をしたうえで、契約を結ぶようにしましょう。

在宅ワークのメリットとデメリット

それでは最後に、在宅ワークのメリットとデメリットを確認していきましょう。

在宅ワークのメリット

在宅ワークのメリットは、主に以下の内容が挙げられます。

  • 自宅で作業ができる
  • 家族との時間が増える
  • 通勤時間がかからず、満員電車のストレスがない
  • 自分でスケジュールを組み、柔軟に働くことができる
  • 業務以外の雑務(電話対応、来客対応等)をしなくてよい

例えば、朝8時には自宅を出て、満員電車に揺られ、9時から業務を開始し、18時~19に退社、帰宅は大体20時を過ぎるという場合。
もしこの生活を在宅ワークに置き換えると、まず往復の通勤時間の約2時間の時間が削れます。
また自宅で作業するため、業務以外の雑務を一切行わなくて済み、自分の受け持った業務にのみ集中して取り組むことが可能になるため、同じ業務をするとしても1時間程度は時間を圧縮することができるでしょう。
このため、朝8時から仕事をスタートさせた場合、大体16時~17時には仕事が終えられるため、会社勤めに比べ、毎日約3~4時間も時間を圧縮することが可能になります。

また、在宅ワークの最大のメリットは、柔軟に働くことができるという点です。
例えば、急に子供の体調が悪くなり看病をしないといけない!という場合、会社勤めの場合はお休みを取るにも、色んな方への確認や許可取りが必要であったり、中にはお休みを取ることが難しいケースもあるでしょう。
しかし在宅ワークでは、仕事をする時間、仕事の量は完全にご自身判断でスケジュールを組むことができるので、今週働けなかった分を翌週に回したり、または夜間や早朝、ちょっとしたスキマ時間に対応する等、いくらでも柔軟に対処することが可能です。
また仕事の量の増減もあなた次第のため、あなたやご家族の都合優先で仕事の量を調整できることは、とても大きなメリットと言えるでしょう。

在宅ワークのデメリット

では次に、在宅ワークのデメリットを確認しましょう。主なデメリットは以下の内容です。

  • 税金や社会保険の手続き・支払いは自分で行う必要がある
  • 自己管理能力が必要
  • 収入を安定させるには努力が必要

まず一番大きなデメリットは、税金や社会保険の手続き・支払いは自分で行う必要があるという点です。
会社勤めの場合は、会社があなたの代わりにすべて手続きを行ってくれていましたが、企業に属さず働くということは、これらの手続きは、あなた自身で行う必要があるということです。「知らなかった…」と手続きや支払いを怠ると、脱税に問われますので、十分に注意が必要です。

また、自己管理能力が必要な点も、人によってはデメリットとなるでしょう。
会社勤めの場合、あなたには上司がおり、「この件はどうなっている?」「この仕事は期日までに終わりそうか?」などあなたをマネージメントしてくれる存在がいるはずです。しかし、在宅ワークの場合は、ご自分ですべて業務を管理をする必要があります。
仕事にはどれも必ず納期というものがあります。請け負った仕事には必ず責任を持つことが重要です。

最後に、収入を安定させるには、それ相応の努力が必要です。
会社勤めの場合、事前に月給●●万円という雇用契約を結ぶため、安定して給与収入が得られます。しかし在宅ワークでは、自分で仕事を取りにいかなければ、当たり前ですが収入は発生しません。仕事を安定して獲得するためにも、報酬額をアップさせるためにも、常にスキルアップをし続ける努力が必要です。

在宅ワークのまとめ

新しい働き方としていま「在宅ワーク」がとても注目されています。
企業に縛られず働くという新しいスタイルで、あなたの生活をより良いものにしてみませんか?

「私にはこれと言ったスキルがないし、在宅ワークは無理かも…」と思われた場合は、ぜひ当サイトを活用し、社会人の学び直しのプログラムなどを受講し、スキルをつけて活躍できる分野を開拓していきましょう!
本記事でご紹介した、在宅ワークでも活用いただける知識やスキルが学べる講座も沢山見つかるはずです。

本記事が、在宅ワークを検討されている方のお役に立つことができれば、幸いです。

この記事を書いた人

Kanako

大手企業からベンチャー企業まで3社を経験。退職を機に明治大学のスマートキャリアプログラムを受講し、学び直しの重要性を体感。その後、当サイトの企画・運営に携わる。

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